常識の殻を破る②「本当の安定は、自分の力で変えることができることを変えようと努力しているときにこそ得られる」

喜多川泰さんの本「上京物語」で伝えたかったことの2つ目、それは

「今ある安定が、将来まで続くとは限らない」

ということ。

例えば、「会社から給料が月30万円もらえる」

これも、本当にずっと続くのだろうか。

来月、再来月、3か月後ぐらいであれば、もらえるかもしれない。

ただし、10年後、20年後ももらえるかといわれれば、必ずしもそうとは限らないのだ。

ただ、会社が10年後、20年後も安定して利益を上げ続けていて、それなりに成果を出して昇進もしていれば、もう少しもらえるかもしれない。

だけど、その保証がどこにあるのだろうか。

どこにもない。

だけど、自分で変えることができない不安定なものが、あたかも安定して得られるかのように感じて、そのものありきで考える。

月30万円が毎月入ってくると信じて家を購入してローンを組むように。

 

世の中に、「絶対」「必ず」といわれるものは一つとしてない。

安定した仕事、安定した収入、安定した生活・・・具体的にどんなものかといわれても答えようがない。

安定とは、幸せと同様に心の状態を言う。

何か、自分のやりたいこと、目標、夢に向かって努力している状態、一歩ずつ前に進んでいる状態、

これこそが「安定している状態」ということだ。

ではでは、私にとっての「安定」って具体的にはどういうことなのだろうか??