ものづくりの本質

昔、ハイブランドで働いてた人の話を聞きました。

 

ハイブランドメーカーがファッションの最先端を決めているのだそうだ。

ハイブランドのファッションショーで出てきている服を、各企業が真似して作るのだそうだ。

流行のカラーとかデザインとかトレンドは全て作り出されてるものである。

その話を聞くと、私たちが勤めていたメーカーとは全く違うことを感じた。

 

そしてもう一つ。

そのハイブランドメーカーでは、一つ一つの素材をここだと思うところから買い付けているのだとか。

契約を結んで、きちんと契約した数をおさめさせる。

けれども、叩き売りするような値段では買わない。

そのものに相応の価値ある価格をつける。

どんなに小さな取引先でもだ。

 

作り方一つにしてもこだわりが見て取れるのだそうだ。

特にカバン。

 

これこそものづくりの本質だなぁと感じた。

やはり欧米が世の中の最先端なのだと改めて感じた。