私が思うショッピングツーリズム
昨日、会社の人に誘われての飲み会に行った。
私が所属する社団の立ち上げに携わっていた人が、晴れて49歳にして結婚したので、そのお祝いも兼ねてということでの6人ぐらいでの小規模飲み会。
16歳も年下の奥さんをゲットして幸せそうにしているそのお方を見ていると、結婚っていいもんだなぁと改めて思う。
そんな中で、私がふとこれまで気になっていたことをつぶやいた。
為替に左右される買物消費額って、本当の意味でのショッピングツーリズムではないんじゃないか、ということだ。
為替に左右されることなく買われ続けるもの、それが真のショッピングツーリズムだと思う。
ただし、会社のトップの考え方は違うかった。
旅行には予算があって、予算内でおさめようとする。手元に50万円しかなければ50万円分しか買えない。
予算は基本自国の通貨で考える。だから、為替の影響を受けるのだと。
その時、私はその意見に対して何も言い返せなかった。そのまま、その話題はそこで終了。
だけれども、私は心の中でもやもやしていた。
確かに、飛行機や宿、レストランなどは、限られた予算の中で、行先や宿泊先、どんなレストランにするか、決まると思う。
だけど、買物は違うと思う。
明確に予算を決めてくる人も少ないのではないかと思う。
あらかじめ買うことを決めていなくても、その場でいい出会いが合えば買うし、旅行で買うと決めていても、気に入るいいものが見つからなければ買わない。
予算を決めていても、実際に商品を手に取ってみている間に、その予算以上のものをかうことだってある。
買物予算なんて、あってないようなものだと私は思う。
旅行に来た時はテンションも高くなっているし、合理的に人間は考えられない。もっと非合理に物事を決めて行動しているものだと思う。
だから、大きな可能性も秘めていると思うし、だけれども対応しだいでは買い逃しも起きる。
そういうマーケットなのだと思う。
まったく買うことを決めていなかったけれども、ひとめぼれして1泊2日用の4万円もする旅行バッグを買うことだってある。
訪れた国が思いのほか寒くて、たまたま目に留まったかわいい帽子を買うことだってある。
家族へのお土産にということでいいワインを買おうと思ってワインセラーに訪れて、試飲をしているうちに、想定以上の高いワインを買うことだってある。
旅行ってそんなもんなんじゃないかと思う。
これがショッピングツーリズムなんじゃないかと思う。
だけれども、それってマイノリティなのかな?
やっぱり、目的や予算を明確に持ってくるのがマジョリティで、それがショッピングツーリズムなのかなぁ。
自分なりの答えが見いだせずに、もやもやする今日このごろ。。。