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シンポジウムに参加しての気づき 答えのない課題

一本目のシンポジウムの感想でえらい長くなってしまったが、二本目のシンポジウムも非常に濃いものであった。

二本目のシンポジウムは、「グローバルな視点から売れる地域の魅力を考える」というもの。

詳細はこちら

↓↓↓

http://fes16.moshimoshi-nippon.jp/session13.php

 

こちらは、沖縄での観光客誘致に成功した、元公益財団法人日本青年会議所に所属しており、現在は、シンバホールディングスの社長を務める安里さん、そして現在公益財団法人日本青年会議所の副会頭を務める佐々木さん。

この二人は、先輩後輩の関係とのことだが、こちらのお話も非常に濃かった。

シンバホールディングスの社長の方はかなり個性的で、過激な方で、今の日本の政治に物申すという発言が多く、それを批判してもどうしようもないと思う部分も多々あったが、参考になった部分だけかいつまんでアウトプットすることにします(笑)

 

こちらのシンポジウムでの気づきは、大きく二点。

一つ目は、訪日外国人消費動向調査の統計方法についての話からだ。

日本の調査は、出国前の空港で調査員が調査をしている。最後の買いそびれがないかを必死になって探している人もいる中で、声をかけて対応してくれた人に対して行っている。

それに対する、ハワイでの調査方法は、往復の飛行機の中で行っているのだ。

基本的にやることがない「暇」な時間を持て余している絶好の機会。航空会社と提携をして行っているのだという。

これを聞いて、アンケート一つにしても、「訪日客の視点に立つこと」そして「相手の心理状態を考えた上でより最適な方法をとる」ことが大切というのも新たな気づきとなった。

 

二つ目も、一つ目の気づきに通づるものであるが、国際感覚を身につける、というのは、「相手国の文化や習慣を知り、自国と相手国の違いを分かったうえで、その人にとってどうするのがベストなのか」ということだ。

香港の大手旅行会社の社長の言葉だが、香港からの直行便で沖縄にくる、ポケットに100万円ほどのお金を持っている富裕層は、当初沖縄で何も買わなかったそうだ。

そこで、彼らにアンケートを取って、どんなものがほしいかを聞くことにしたのだそう。そこでわかったことが、彼らが日本でほしいものは、夕張メロン、あまおう、神戸牛、松坂牛、とちおとめ、など、日本で有名なブランドの食べ物が大半を占めるということだ。

欲しいものをどれだけ準備できるかが、買物をしてもらうためのコツなのだという。

もちろん、ほしいものは、性別、年代、収入、趣味嗜好、様々な要素によって形成される。

そのため、自分が持っているもので、興味を持ってもらえそうな層にリーチして買ってもらうために、相手を知る、ということが大切なのだと思う。

 

そんな話を聞きながら、「インバウンド専門店」「専用売り場」を作る事が本当に必要なのか、それとも自社の良さを保ちながら、それを良いと思ってもらえる人にだけリーチしていくような施策をするのが良いのか、悩ましいところだなと思った。

より売上に繋げる、より消費に繋げることを優先するのであれば、相手のニーズに沿うものを用意することが大切だし、より調和した売り場を作る事が大切であれば、売上の大幅なアップは望めないかもしれないが、少しずつでも売上拡大に向けて努力していくしか方法はないのかもしれない。

どちらも正しい、正解はない。

あとは、自社が何を望みどう行動するか次第なのだ。

これは、答えがないものだ、自分なりに様々な視点から考えて自分なりの結論を出すしかない。

そう、ふと思った。